お久しぶりです。
昔昔亭A太郎(落語家)です。
今髪の毛は3ミリです。
さてさて、さかのぼっての笑や落語会・三島落語会・三島学校寄席・成金という落語会・沼袋柳若A太郎敬老会・栃木落語会・あかぎ寄席・草津温泉らくごにお越し頂きありがとうございました。
笑やでは新作『ウサギとカメとアリとキリギリス』をやってみたところ、客席にいた82歳のお爺様が「あのカメは許せん」とお怒りでした。
すいませんでした。言っときます。
このネタを聴いたことがない方は、あのお爺様にどういう内容か聞いてみて下さい。
怒られます。
三島では、駅近くのアメリカン居酒屋という店へ行く。
入ると店主がソファーで横になって寝ていた。
アメリカンだ。
生姜焼き定食を食べる。
味はメキシカンでした。
皆さん是非一度。
三島に住む笑福亭羽光の息子さん(6歳)にお会いする。
彼が考えた『らくごマン』という漫画の原作を見せてもらう。
らくごマンの得意技の一つ『居眠りかっぽれ』は、らくごマンがかっぽれを踊ると敵が眠くなってしまうらしい。
これは羽光さんの踊りをモチーフにした技だそうだ。
偉いぞ、息子。
私が考えたムキムキ着物も採用されました。
敵は笑わないお客さんだそうです。
完成を待つ。
そして三島落語会でまた高座から落ちる。
もう怖いです。
学校寄席では小学生から『落語に強弱がついていて良かった』との感想を頂く。
ありがとう。
おじさん頑張ったよ。
成金という落語会の前に銭湯へ行く。
体を洗っていると隣のおじさんに「そこの場所はどいた方がいいよ」と言われたので、仕方なく移動する。
しばらくすると全身入れ墨の方が入ってきてそこの場所に座った。
ありがとう、隣のおじさん。
沼袋敬老会には、目の見えない方が来ていて「あなたの噺を聞いて私の頭の中の想像が広がった。この想像をあなたの噺に活かせば広がるわよ」と色々アドバイスを頂く。
最後に「あなたは見えてるようで見えてない。だって私途中でちょっと寝てたのよ。わかった?」と笑っていた。
なるほど、ありがとうございました。
あかぎ寄席では生まれて初めて講談をやる。
講談の音源や映像がなかなかないので、宮本武蔵の二刀流の勉強のため、漫画喫茶でバガボンドを36巻まとめて読む。
まだ完結していなかったのか。
途中から勉強ではなく楽しむ。
残念ながら二刀流はまだ出てこなかった。
講談の稽古で、釈台を背負い、張り扇を右手・扇子を左手に持って表を歩く。
警官に「大変そうですね」と言われる。
皆さん是非一度。
草津温泉らくごではサンタの格好で落語をやって欲しいとのこと。
何事も経験ですね。
色々まとめて書きました。
長いです。