『ちびしかくちゃん』の続きが読めなくて寂しいです。
『ちびまる子ちゃん』も『永沢君』もエッセイも好きで、まるちゃんの四コマが載ってるから東京新聞をとることにしたんだ、なんてことを思い出し、『あのセンスに憧れてた』、という話を新幹線で鯉八くんとしての、成金旅行スタート。
小痴楽・A太郎・鯉八・伸三・小笑・昇々・羽光・宮治・柳若・昇也の面々。
この10人をまとめた幹事の宮治くんは流石です。
頭が下がります。
その彼に夜中乳首を舐められたのは、また別の話。
皆ラフな格好のなか、伸三さんだけは、キャリーバックにまるで仕事に行くような出で立ち。
シュッとしていて格好良い。
その彼が、熱海の海で泳ぎが苦手とのことで必死の形相で浮き輪に捕まっていたのは、また別の話。
新幹線の座席をくるっと回して座るなんて何年振りでしょう。
もう何だか既に楽しい。
『アラブの大富豪がお客さんになったら良いね』なんてくだらない話をしてたら、あっという間に熱海駅。
新幹線から降りると、柳若さんが「あっ」と叫んで再び新幹線の中へ。
どうやら荷物を置き忘れたらしい。
新幹線に飛び込んだ柳若さんを横目に、全員で『早くドアよ閉まれ!』と祈ったが、間一髪で荷物を抱えて飛び出てきてしまった。
良かったね。
宿に荷物を置き早速海へ。
海を楽しみに来た私マットビヨンディA太郎は、イアンソープ鯉八とピーターファンデンホーヘンバンド昇々と共に泳ぐ泳ぐ。
後から追いかけてきた、小痴楽兄さんと柳若さんがサングラスを掛けて泳いで来る。
その恐怖で、こちらのスピードも上がる上がる。
時折、浜辺でカメラを構えカメラを止めない昇也に手を振る。
そのおじさんたちの風景の微笑ましいことったら。
泳ぎ疲れたので、さあその後はどうしよう。小笑を砂に埋めるか、ビーチボールで遊ぶか。
砂が小笑を嫌がったので、ビーチボールに。
『ビーチボールをトスし、落とさずに100回続けるまで終われない』という厳しいルールの元、必死で回転レシーブをするおじさんたちの眩しさったら。
おばあちゃん、俺たち見事100回クリアしたよ!
ということで、宿へ。
温泉入って、ご飯を食べ、さあこれから部屋で宴会。
みんなで『ラジなり』録ったり、ウノしたり、金玉を乗せたり乗せられたり、尻毛を燃やしたり燃やされたり、乳首を舐めたり舐められたり、もう何が何やら。
寝る間際、鯉八くんと小痴楽兄が何やら真面目な話をしている。
僕は目をつむり寝ながら聞いていた。
議論が白熱し、鯉八くんが小痴楽兄さんに『兄さん、どう思いますか?』と。
返事がない。
『え?寝た?』と鯉八くん。
あんな議論の最中に寝れる小痴楽兄さんの凄さと、寂しげな鯉八くんの気配を背中に感じ就寝。
翌朝、一人で海へ。
もう今年は海で泳ぐことはないだろう。
海溜め。
目を閉じ海に浮かぶ。
北島A太郎は『ちょー気持ちいい』と呟く。
さよなら海よ、俺の。
帰りはみんなバラバラ。
小痴楽・A太郎・伸三・柳若・昇也は、宿の近くにある鯉八くんオススメの純喫茶へ。
思い出話をしていたところで、柳若さんが『あっ!カメラが無い!』と。
『またか!』と思ったが、僕もよくあることなので、柳若さんと二人で宿に戻る。
部屋をくまなく探したがない。
浜辺に落としたかも、というので、海に戻る。
ただいま海よ、俺の。
おじさん二人で浜辺をキョロキョロ。
まるで変質者。
ない。
仕方なく純喫茶に戻る。
『カバンの中をもう一度探してみたら』と。
『何度も見たんですけど』とカバンあさる柳若さん。
『あっ!あった!』
良かったね。
カメラの入ったカバンを背負って、僕たち二人はカメラを探してたんだね。
カメラは、それを笑いながら見てたんだね。
浜辺で捕まらなくて良かったよ。
カメラの中には、あんな画像やこんな画像が。
しばらく出て来れなかったことでしょう。
ということで、トータル楽しかったのです。
また再来年。
あの後、富士山に登りに行った柳若さん。
富士山に自分を忘れないように。
アディオス。