以前は、メキシコや梅祭りで踊るという目標があったので、熱心に通っていたのだが、気付いたら半年近くあいてしまった。
羽光さんが、踊りを初めたいというので、ちょうどいい機会なので、鯉八くんと一緒に着いていく。
メキシコでついた南米特有の踊りの癖を少し直されたが、何とか振り付けは覚えていた。
鯉八くんは、振り付けを無視し独自で踊り、羽光さんは、メキシコに行ったこともないのに、メキシコなまりの踊りになっていたのには驚いた。
その後、踊りの先生に、浅草によく利く気孔師がいると教わり、面白そうなので、羽光さんと行ってみる。
気孔師の先生に、
『どこか悪いところはないか?』
と聞かれたので、
『特にないです』
と答えたら、
『じゃあ、帰って下さい』と言われた。
せっかく浅草まで来たので、そこを何とかお願いします、と頼み込み気を入れてもらった。
気が入ったかどうか、正直わからなかったが、頼み込んでまでやってもらったので仕方なく、
『入りました、ありがとうございます。』と言わざるをえなかった。
そして、羽光さんには、気孔師の先生が汗だくになり気を入れていたが、全く入らないので、『あなたは、既に気が充満しています』
と、言われていた。
4日は、横浜にぎわい座で高座。
師匠と、電車で隣同士、新聞を読みながら帰ってきた。
6日からは、上野広小路亭。
古典に新作にと、もがいています。
浅草、鈴本もいいですが、ここは敢えて上野広小路亭へ、是非ともお越し下さい。
よろしくお願いします。