2015年3月11日水曜日

自称社長

昨日は連雀亭にお越し頂き、ありがとうございました。

最後の連雀亭の出番ということで、代演にもかかわらず45分たっぷり『文七元結』をやる。

お客さんから「落語ファンに最も嫌われるタイプの落語家だね」と言われたのも納得です。

通常20分ぐらいの持ち時間だが、後輩たちに少し握らせて時間を分けてもらえるようお願いをする。

にもかかわらず、いつも通りの時間に出番が回ってくる。

花飛さんは僕の楽屋でのトークを気を遣って笑ってくれるからいいとして、問題は同じ協会の残り二人だ。

明楽(僕は暗苦と呼んでいる)、翔丸(ロシア。何故か後輩なのにタメ口)。

おい。

ということで代演で無償にもかかわらず、こんなに自分にプレッシャーをかけ、ミルミルヤセールを飲んで体を絞り、昨日から緊張で眠れず、さらに僕の高座中後輩たちがツムツムをしているのにも耐えてまでして、今日の高座に臨んだのは、全てはお客様の笑顔が見たいからという15代A太郎です。

今後とも。

終わってから、来て頂いた『自称社長』という方に居酒屋へ連れて行ってもらう。

そしてお会計は割り勘でしたよ。

なんなんですか。

自分で『自称社長』って言ってたから怪しいと思ってたよ。

歩いて帰りました。

電車賃がなくなり歩いて帰るまでして、なぜ高座に上がるのかって?

それはね