まずは、第2ぐらいの故郷・京都へ。
祇園祭の真っ只中。
『ああ懐かしい』などと無理矢理記憶をよみがえらせながら、京都にお住まいの日本舞踊の師匠に色々と連れて行って頂き、京都を満喫。
ついで、というよりこっちがメインなんですが、京都での落語会が決定。
9月24日には不思議な着物屋『ミミズクヤ』さんで、12月10日には前関白豊臣秀次御一族菩提寺『瑞泉寺』さんで独演会をやらせて頂きます。
よろしくお願い致します。
京都が大好きなうちの師匠にも、いつかゲストで出て頂きたいです。
というか『出たい』と申しております。
翌日、翌々日は名古屋の大須演芸場にて桃之助兄さんの真打ち昇進披露口上の司会。
師匠桃太郎・鶴光師匠・鯉昇師匠など豪華な顔触れ。
両親も観に来ていましたが、僕がしゃべるときはうつむいてましたね。
ともかく、多分無事終了。
何人かのお客さんに『桃太郎師匠とは親子なんですか?』と聞かれたので『はい』と答えておきました。
すみません。
大須演芸場に飾られている明石家さんまさんのサインに感動しつつ、再び京都へ。
小・中学校の同級生が四人集まり飲み会。
小学五年生で東京から引っ越して来た僕に京都弁を叩き込んでくれた優しきメンバー。
久しぶりに『なんでやねん』を使わせて頂きました。
『ブタミントン』『野球部で優勝』『修学旅行で怒られ正座』『当時の恋愛話』など、おじさん達が記憶をほじくり返す。
最後になぜか、元ソフトバンクの山田投手と飲み、岐阜のおばあちゃんの家へ移動。
夜中にもかかわらず、起きて待っていてくれたおばあちゃん(89)が、独自に作り上げた健康ドリンクを飲ませてくれる。
『何が入ってるの?』と聞いても決して答えてはくれない。
翌朝、つまり今日、おばあちゃんは朝からラジオ体操・誰かと食事会・町内会の集まりと忙しい。
僕はダラダラと『鎌倉ものがたり』を読む。
時折、おばあちゃんの家の一階で兄が経営する『敷島珈琲店』に、『「大須演芸場でA太郎を観た」というお客さんが来ている』という知らせを聞き、着物に着替えて挨拶に行く。
本人登場ドッキリに疲れたので、そろそろ東京へ。
おばあちゃんに『もう一泊していったらええのに。明日は仕事なの?』と聞かれたので『タップさ』と。