2017年2月9日木曜日

『君の名は。』と祖母(89)、その2。

『君の名は。』の聖地と、祖母(89)の娘が生んだ落語家、A太郎です。

さて、岐阜ライブツアー二日目は、下呂の民宿『赤かぶ』さんでの昇々・A太郎二人会。

父の運転する車で、助手席には母、後部座席には昇々・ハル・A太郎。

途中ハルが『軽くひっかけたい』と言うので、松井屋酒造場へ。

昔ながらのお酒の作り方を学ぶ。

『もう一杯』とうるさいハルを車に引きずり込み、再出発。

ハルは高いびきをかいて寝ている。

甘酒が入ったA太郎と昇々は、『ラジなり』に向けラップバトル。

それを聴きながら父は無言で運転。

母は時折「そこの言い回しは、こうした方が良いよ」とアドバイスをくれる。

雪道に入っていく。

続くラップバトル。

無言の父と母のアドバイス。

そこで突然車がスリップ!

ハルが跳び跳ねる!

昇々くんはラップを続ける!

母は父にアドバイス!

A太郎は咄嗟に降り、前に回って車を止める!

死神よ、まだ寿命を残してくれたのか。

今思うと、アレはラップに対する父の怒りだったのではないか、と。

ラップ中に死んでる場合じゃないので、そこからは全員無言。

なんとかかんとか『赤かぶ』に到着。

『赤かぶ』マスターの手厚いおもてなしによって、落語会は盛り上がりましたよね。

ありがとうございました。

終わって昇々くんは帰って行った。

お疲れ様でした。

A太郎は一人民宿に泊まる。

ラップの相手を失い、ぽっかりと穴が開く。

続く。