『君の名は。』の聖地と、祖母(89)の娘が生んだ落語家、A太郎です。
さて、岐阜ライブツアー二日目は、下呂の民宿『赤かぶ』さんでの昇々・A太郎二人会。
父の運転する車で、助手席には母、後部座席には昇々・ハル・A太郎。
途中ハルが『軽くひっかけたい』と言うので、松井屋酒造場へ。
昔ながらのお酒の作り方を学ぶ。
『もう一杯』とうるさいハルを車に引きずり込み、再出発。
ハルは高いびきをかいて寝ている。
甘酒が入ったA太郎と昇々は、『ラジなり』に向けラップバトル。
それを聴きながら父は無言で運転。
母は時折「そこの言い回しは、こうした方が良いよ」とアドバイスをくれる。
雪道に入っていく。
続くラップバトル。
無言の父と母のアドバイス。
そこで突然車がスリップ!
ハルが跳び跳ねる!
昇々くんはラップを続ける!
母は父にアドバイス!
A太郎は咄嗟に降り、前に回って車を止める!
死神よ、まだ寿命を残してくれたのか。
今思うと、アレはラップに対する父の怒りだったのではないか、と。
ラップ中に死んでる場合じゃないので、そこからは全員無言。
なんとかかんとか『赤かぶ』に到着。
『赤かぶ』マスターの手厚いおもてなしによって、落語会は盛り上がりましたよね。
ありがとうございました。
終わって昇々くんは帰って行った。
お疲れ様でした。
A太郎は一人民宿に泊まる。
ラップの相手を失い、ぽっかりと穴が開く。
続く。