この2日間で、文七元結・皿屋敷・大工調べ・酢豆腐・船徳・井戸の茶碗の六席。
そろそろ本気で憧れの師匠を目指してみよう。
才能ある後輩の宮治くん、松之丞先生、鯉八くんへの、妬み嫉みで頑張れる。
感謝です。
湯河原帰りは、クタクタになり再び大磯ロングビーチへ。
今度は泳がずに浮く。
あの二時間浮いてたのは僕です。
蒸し暑く寝苦しい夜が来た。
汗っかきで寒がりというやっかいな体だ。
冷房をつけるかどうか迷う。
電気代も心配だ。
ひとまずドライがいいかなと、つけると風を吐き出す。
ドライって何だろう。
冷房が吐くなら、ドライは吸って欲しいもんだ。
そんなことを考えながら家に着くと、例の羽光さんが冷房ガンガンで寝ている。
そのまま起きなければ、と思う。
僕の気配を感じ、パッと起きる。
野生の勘だ。
その勘を他のことで使って欲しい。
「羽光さん、気持ち良さそうだったね」と言うと、何故だか「アッハッハッ」と高笑いする。
息子さんそっくりの笑い方だ。
そういえば、奥さんが息子さんの笑い方を「頼むからやむて」と注意するらしい。
わかる。
わかるよ。