2012年5月30日水曜日

野良犬

ここ数日、平治会・せめ達磨・あかぎ寄席と続き、そして今は草津温泉らくごの帰りのバスです。

働けども、働けどもです。

平治会には、ナイツの塙さんも来て華やいだが、結局は芝楽兄さんが「猿の肛門は表に出てる」という話をした為に、いつもの平治会に戻る。

せめ達磨では、百栄師匠と初めてご一緒させて頂き、打ち上げでは、今輔師匠・百栄師匠の間に挟まり浮かれる。

猫の爪は何度も生えかわる、というような話で盛り上がった記憶が。

先日作った話はしなかったが、今後も新作を作り続けていこうと刺激を受けた。

あかぎ寄席では、吉笑くんに初めて会い、京都に住んでいた頃小・中・高と近くの学校に通っていたと聞き驚く。

おそらく丹波口駅で迷子になり泣いていた彼に、声をかけた小学生は僕だったろう。

楽屋の窓から外を見ていた鯉津くんが、狸を発見する。
いい大人の男4人で、キャッキャッ言いながら狸に手を振る楽しい会になった。

そして、一昨日・昨日と草津温泉らくご。
銭湯や温泉で、重ねて置いてあるあのイスは、上から取って、また上に重ねるので、10個ぐらい重ねてあるイスの上2つか3つしか使われていないな、と思いながらイスに座った。

さて、6月のスケジュールです。バスの中でわかる範囲です。詳しくは、帰ってから更新します。よろしくお願い致します。

6月
1〜3日『草津温泉らくご』

11日〜16日
『池袋演芸場六月中席 真打昇進披露興行』
16:45上がり 桃之助兄さんと交互

17日
『可女次・A太郎会』

24日
神田松之丞さんの会のゲスト

25日
『昔昔亭笑海改メ 柳亭芝楽真打昇進披露興行』
開演17:30
お江戸日本橋亭
前売 1500円
当日 2000円
昔昔亭A太郎
昔々亭慎太郎
桂平治
昔昔亭桃太郎
鏡味味千代
柳亭芝楽

26日
『95分ぐらいのA太郎vol・12』
開演 19:30
渋谷・大和田4F大練習室
1000円

28日
桃之助兄さん・夏丸兄さんの会のゲスト

30日
『あかぎ寄席』
神楽坂・赤城神社
1500円(1ドリンク券付)
昔昔亭A太郎
桂宮治
立川談吉
鏡味味千代

三回公演
14:00〜
16:30〜
19:00〜

2012年5月22日火曜日

夢物語

愛橋兄さん・芝楽兄さんの真打ち昇進、風呂敷一つで世界に落語を広めるため単身イタリアへ乗り込んだ桃之助兄さん、そして八分丈のズボンをはく喜太郎と、何かと話題に事欠かない昔昔亭一門のA太郎です。

先日は『95分ぐらいのA太郎vol・11』にお越し頂きありがとうございました。
近頃、告知とお礼ばかりですいません。

そうです。セットです。

前回『文七元結』で、涙とハプニングを求めて来て頂いたお客様が、今回少し減りましたが、日曜日の夜にあんなにも。

嬉しい限りです。

今後も、日曜日の夜にA太郎の落語を聞くと「あぁ、明日から仕事か」と、サザエさん的落語会になるように頑張ります。

次回は火曜日です。

さて、前回は枝雀師匠の言う『緊張と緩和』を学んだつもりです。

つもり貯金です。

今回は、かの喜劇王ガビディの『笑わせるのは泣かせるよりも難しい。何故なら、笑わせるために泣くのだから』をテーマに会に挑みました。

この慌ただしい披露目の最中に、古典『粗忽長屋』と新作『幸不幸』をネタおろしした自分を自分で誉めてあげたいです。

なぜなら誰も誉めてくれないからです。

ゲストは、そうです。準レギュラーです。

便所スリッパに短パンで気軽に来て頂いた可女次兄さん、携帯をバイブにしていたにもかかわらず、ストラップに熊除けの鈴をつけている為会の最中に『チリンチリン』と鳴らしてくれた喜太郎くん、ありがとう。

幸せだなぁ。

仲入り後の二席をまるで一席かのごとくの演出は、曲の切れ目をつなぎ合わせて、アルバム全体をまるで一曲のように作っていたCDに影響を受けたからだと、今決めました。

はい。

2012年5月20日日曜日

愛と愛

今ようやくファミレスにて新作が出来ました。

明日というか、今日は『95分ぐらいのA太郎』です。
新作を披露したいのですが、今から覚えられるか心配です。

ひとまず、ネタおろしの『粗忽長屋』、夏の『酢豆腐』、『表と裏』、『喜太郎』の予定です。

ぜひお越し下さい。

ここんところ、兄弟子の披露目で飲み会続きです。

ネタを覚えたり、新作を作ったりと、あまり飲んでる場合ではないので、コーラで乗り切りました。

のどごしは同じです。

新宿末廣亭と浅草演芸ホールに二回づつ出ましたが、見に来て下さった方はいらっしゃいましたでしょうか。

つれないですね。

18日は、高円寺にて芝楽師匠の披露目の会に出させて頂きました。たけ平兄さんのツッコミ能力に浮かれて、近づきボケて来ました。

幸せです。

そういえば、明日はゲストが来るとか来ないとか。

高座には出しません。

『95分ぐらいのA太郎 Vol.11』
5月20日 日曜日
開演時間 19:30
会場 渋谷・大和田4F大練習室
1000円
昔昔亭 A太郎
粗忽長屋・他

2012年5月1日火曜日

今日から兄弟子の真打ち披露興行が始まる。
早速朝から準備のため末廣亭へ。

僕も、5・9日新宿末廣亭で16時45分頃、
12・14日浅草演芸ホールで11時45分頃出演します。

よろしくお願いします。

さて、先日は『あかぎ寄席』にお越し頂きありがとうございました。

『花実の咲くまで』という本の出版記念パーティーで物語のテーマでもある『文七元結』を演る。

ソネさんすいませんでした。

翌日、平治師匠のお仕事で浜松へ。

新幹線で、隣の席のおじさんがペットボトルのふたを落としたので拾って渡すと「いらない」と言われる。

宝物になりそうだ。

会場に着き、着物の入った風呂敷を開けると、ステテコにカタカナで『ウコウ』と書いてあった。

気が滅入る。

書いてなければ気付かなかったのに。

上からマジックで黒く塗り潰す。

高座が不安になったが切りかえる。

新作を演ろうと思っていたが、平治師匠が「喉の調子が悪いので長くやって欲しい、なんなら文七でも」とおっしゃったので、『文七』を演る。

お客さんの『よくも平治師匠の会で』という顔が。

緊張のためか、初めて高座でお辞儀のときにマイクに頭をぶつける。

そんなキャラじゃないのに。

ただただ自分で5分間笑う。

それでもやりきり、足が痺れた振りをしておどけて高座を下りる。

打ち上げで、二日続けて僕の文七を観た味千代さんが、食欲がなくなったと白状する。

途中で先に帰らせてもらい、恵比寿で大学のアメフト部の友達が結婚式の二次会をしているとのことで、お祝いにかけつける。

恵比寿に不釣り合いな懐かしいメンバーが揃う。

酔った連中が落語をやれということで、『文七』をみっちりやる。

あんなに楽しかった二次会が。

奥さんの目が怖かった。

おめでとうございます。

今月の予定です。
よろしくお願いします。

5・9日
新宿末廣亭16時45分頃

12・14日
浅草演芸ホール11時45分頃

18日
「高円寺楽々亭〜笑海改め十一代・柳亭芝楽真打昇進襲名披露興行」
夜七時開演
場所・高円寺・ひのや
出演・柳亭芝楽、柳家喬之進、林家たけ平、神田あおい、昔々亭A太郎。
入場料1500円、前1000円。問09044158846オクトパス

20日
『95分ぐらいのA太郎 Vol.11』
開演 19:30
会場 渋谷・大和田4F大練習室
1000円
昔昔亭 A太郎
粗忽長屋・他

24日
『新作落語せめ達磨Vol.38 創れ!わんぱく泥団子』
開演 19:00
なかの芸能小劇場
当日2300円 予2000円(リニューアル記念手拭い付き)
出演者 古今亭今輔 春風亭百栄 三遊亭天どん 三遊亭玉々丈 昔昔亭A太郎
お問い合わせ先
080−8032−9101

27日
『第11回 あかぎ寄席』
神楽坂・赤城神社
1500円(1ドリンク券付)
出演者 昔昔亭A太郎神田松之丞 立川吉笑 瀧川鯉津
三回公演
14:00〜
16:30〜
19:00〜

28・29日
草津温泉らくご