2012年5月22日火曜日

夢物語

愛橋兄さん・芝楽兄さんの真打ち昇進、風呂敷一つで世界に落語を広めるため単身イタリアへ乗り込んだ桃之助兄さん、そして八分丈のズボンをはく喜太郎と、何かと話題に事欠かない昔昔亭一門のA太郎です。

先日は『95分ぐらいのA太郎vol・11』にお越し頂きありがとうございました。
近頃、告知とお礼ばかりですいません。

そうです。セットです。

前回『文七元結』で、涙とハプニングを求めて来て頂いたお客様が、今回少し減りましたが、日曜日の夜にあんなにも。

嬉しい限りです。

今後も、日曜日の夜にA太郎の落語を聞くと「あぁ、明日から仕事か」と、サザエさん的落語会になるように頑張ります。

次回は火曜日です。

さて、前回は枝雀師匠の言う『緊張と緩和』を学んだつもりです。

つもり貯金です。

今回は、かの喜劇王ガビディの『笑わせるのは泣かせるよりも難しい。何故なら、笑わせるために泣くのだから』をテーマに会に挑みました。

この慌ただしい披露目の最中に、古典『粗忽長屋』と新作『幸不幸』をネタおろしした自分を自分で誉めてあげたいです。

なぜなら誰も誉めてくれないからです。

ゲストは、そうです。準レギュラーです。

便所スリッパに短パンで気軽に来て頂いた可女次兄さん、携帯をバイブにしていたにもかかわらず、ストラップに熊除けの鈴をつけている為会の最中に『チリンチリン』と鳴らしてくれた喜太郎くん、ありがとう。

幸せだなぁ。

仲入り後の二席をまるで一席かのごとくの演出は、曲の切れ目をつなぎ合わせて、アルバム全体をまるで一曲のように作っていたCDに影響を受けたからだと、今決めました。

はい。