お客様から『このブログの背景の色が赤なので、目がチカチカして見にくい。私のラッキーカラーの黄色にして欲しい』との手紙が届く。
『それほどまでに読んで頂きありがとうございます。以前黄色にしており同様のご指摘を受け、赤にした次第です。しばらくお待ち下さい』
と返事を書く。
さて18日夜は、昇々くんとの『カトレ落語会』
大入り満員で、当日入れなかったお客様、大変申し訳ございませんでした。
ゲストは笑福亭里光兄さんと、歌手の谷修さん。
この会のお客様は、ありがたいことによく笑ってくれる。
お客さんが芸人を乗せてくれると、芸人はさらにお客さんを喜ばそうと力を出す。
まさにそんな会だった。
素人時代、演芸場に行き生意気にも「俺はこんなもんじゃ笑わない」と思って見ていた自分の後頭部を、今から行って叩いてやりたい。
まあそんなもんか。
ただ、ここのお客様は更に上をいき、谷修さんの弾いてるギターを見ても笑っていた。
さらに僕の高座『文七元結』でも、グッと緊迫感を出す、娘が女郎屋へ身売りをする場面や、文七が川へ身投げをする場面でも、笑いを頂いた。
芸の未熟さを痛感する。
仕方ないので噺の筋を途中で変え、娘は笑顔で身売りをし、文七は元気よく川へ飛び込んで行った。
すまなかった。
打ち上げで、大工の棟梁の方のお話を聞かせて頂く。
そういえば、以前の敬老会でも、戦争時の話を聞かせてもらった。
このような経験を芸に役立てます。
落語界の中だけに閉じこもっていたら、落語界の中だけに閉じこもることになりますね。
まあ、それもそれですか。
ともかく、ありがとうございました。
ただ大工の棟梁が、勢い余って、初体験は吉原だったとの話をしだし、隣の奥様に思いっきりビンタされていたことも付け加えておきます。