以前も書いたが、私はほとんど風邪を引かない。
なんでかっていうと、明日風邪を引くなと思ったら薬局に行って「明日風邪を引きそうなので、何か売って下さい」と頼みこむからだ。
たいてい店員さんは、危ない人だと思い強めの薬を出してくれる。
しかし、今回は一足遅かった。
先日一人で銭湯に行き、ノーパン・ノーブラで平治会にのぞんだせいだろうか。
一昨日から何だか体が重い。
なんでかっていうと、ポケットに鉛が入っていたからだ。
そして、何だか喉が痛い。
なんでかっていうと、喉に釣り針が引っかかっていたからだ。
さらに、何だか頭が痛い。
なんでかっていうと、頭に矢が刺さっていたからだ。
仕方なく薬局で葛根湯を買う。
五百円につき抽選があるというので引いてみると、店オリジナルのタンクトップが当たった。
着て帰る。
治らないだろう。
今日また大事なパンツを失う。
買っても買っても追いつかない。
これはまるで、買っても買っても追いつかない、というあの現象によく似ている。