夜中に知らない番号からの着信。
普段は取らないのだが、吸い込まれたように出てしまった。
野太い声のおじさんが「俺はネギが嫌いなんだよ」と泣いている。
しばらく電話を置いてスピーカーで聞いていると、2分後ぐらいに「聞いてくれてありがとう」と言って切った。
こちらこそありがとう。
とまあ、ネギが嫌いだとかそんなことはどうでもいい。
シブラクは新作を書いたノートを提出する会だと勘違いしていた。
じゃあ今から覚えてやる。
ということで、外を歩きながら稽古。
やってみると30分ぐらいあった。
半分はいらないのかな。
とりあえず、お客さんが寝る前に、自分が寝ないようなるたけ頑張ろう。
天使たちのシーンと稽古を繰り返していたら、帰り道が分からなくなってしまった。
オロオロしていると、犬っぽい猫に「ワン」と吠えられた。
何がワンだ。
猫かぶりやがって。