良き兄貴・三遊亭遊喜師匠に呼んで頂きギーという落語会へ。
照明を全部消してもらい、二番手の僕は真っ暗な中『死神』を演る。
終わって灯りをつけたら、三分の一のお客さんは寝ていて、起きてるお客さんの三分の一は、死神のような顔をして高座に座っている遊喜師匠を見ている。
僕はその様子をちょっと上に浮かんで眺めていた。
後で主催者の方に聞いたら、お客さんが二人どこかに消えていたそうだ。
A太郎です。
終わって遊喜師匠から「カレーに豚カツを乗せちゃってる定食屋があるんだぜ。そこに行こうぜ」とのことで、カレーに豚カツを乗せた物をご馳走になる。
ありがとうございました。
僕はどっちかというとカツカレーの方が好きですね。
満腹で師匠宅へ。
からすみを献上する。
このからすみは、台湾で落語会をやって頂いた本屋さんにA太郎カレンダーを送ったら、お返しに、と、届いたのだ。
海老で鯛。
4月14日にある桃太郎親子会のタイトルを家族全員で考える。
『桃太郎を退治しに行くA太郎。それを心配する喜太郎と全太郎』という案を出したが、見事にボツになった。
どうやら、お嬢さんの案が採用されそうだ。
近日発表、お楽しみに。
A太郎改名問題の話を少しして、帰宅。
財布を無くして以来、なんだか行きずらかった銭湯へ久しぶりに行く。
入り口で、同じく銭湯に来たおばあちゃんに、「今日は寒いね~」と話かけられる。
A「え~、寒いですね~」
婆「寒いわよね」
A「え~、寒いですよね~」
婆「もうほんっとに寒いわ~」
A「え~、寒いですね~」
婆「明日も寒いかしらね~」
A「え~、寒いでしょうね~」
と、『寒い』だけで、ここまで会話が出来た僕は大人になったんだな、思いつつ、『早くお湯に入らせてよおばあちゃん』と子供の目で訴える。
約10分。
写真は遊喜師匠と、たまたま師匠宅へ遊びに来ていた『桃太郎の友』さんが撮影。