2012年4月9日月曜日

二人会

なんだか風邪を引きそうだったので薬局へ。
引いてからじゃ遅いので、たいがい引く前に行く。
だから店員さんに「症状は?」と聞かれると「まだ特にないです」と答える。
だいたい軽い薬をくれるのだが、今回は「花見などして気分転換したらどうですか」とアドバイスされる。
言われた通り花見をしたら風邪を引いたので、さっきの薬局へ行く。
なるほどそういうことか。

さて、先日は、というか大昔は『桃之助・A太郎二人会』『あかぎ寄席』に、
そして昨日一昨日は『可女次・A太郎二人会』『羽光・A太郎二人会』にお越し頂きありがとうございました。

二人会、二人会うるさいですね。

桃之助兄さんの会は、もともと桃之助兄さんの独演会だったはずだが、うまく丸め込まれ二人会になる。
京都の友達のお母様がたまたま東京にいたので見に来てくれたり、これまた京都の友達の奥さんの妹が来てくれたりとで、昔を懐かしむ。

可女次兄さんの会では、ちょっと時期が早いかもしれないが、夏の噺『酢豆腐』を演る。
終わってからお客さんに暑さが伝わりましたと言われる。
暖房を強くしておいてもらって良かった。
可女次兄さんのおめでたい話もあり、あたたかい会になりました。

昨日の羽光さんとの会は、日暮里のペルシャ料理『ザクロ』という店でやらせてもらう。
アジアンな店で落語というのも面白いが、羽光さんがその店に妙にしっくりきてたのはあの顔のおかげだ。

陽気なイラン人の店長の一時間におよぶ前説の後、落語会はスタート。
あまりに陽気な店長なので「あの人、実はイランに帰ったら無口だったりするんでしょうね」と言うと、一瞬店長の顔がピクッとした。
すいません、冗談ですよ。

『不動坊』の幽霊が出てくる場面で三味線を入れてもらった。なんだか気持ち良かったです。

そして今日から草津。朝、羽光さんが8時30分に起こしてくれると言っていたが、起こしてくれなかったので「何で起こしてくれないんだ」と言おうとしたが、おっさん二人の会話としてはあまりにも情けないのでやめる。

さあバスだ。