2013年9月5日木曜日

鼻黒

浅草演芸ホールの大喜利で下品なことを言い、ハリセンをくらい、そのハリセンが勢い余って鼻に当たり、鼻血を出したあのA太郎です。

残念ながら血が一番受けました。

鼻血を隠すために墨で鼻を黒く塗られる。

お客さんから赤より黒が似合うと言われる。

お客様は神様だ。

先日、スーツを着ておやじバンドの司会の仕事へ行く。

楽器のセッティングの間の十五分フリートークでつなぐ。

これが四バンド続く。

さすがに話すこともなくなり、お客さんをいじってワァワァ楽しくやっていると、上の担当の方が「客いじりは禁止、あとふざけたことを言わないで」との警告が。

ふざけたことって。

それしか出来ないのです。

すると下の担当者が、最初は和やかに「チャックでも開けてでますか」とつまらないことを言っていたのが、上の担当が僕に警告を出した途端「ちゃんとネクタイしめて下さい」となった変わり身の早さに、伊賀を疑った。

なんとか炎天下汗だくスーツでやり終える。

帰ってから、下の担当から電話があり「ハンドマイク持って帰ってませんか」と。

「あんな物がポケットに入ってるか、入ってないかが分からないぐらいに疲れてるように見えたのか」
と敬語で言って電話を切った。

コンビニで茎ワカメを買って帰る。